公務員はコネ採用なのか? 元特別区職員が実体験で答えます

「公務員はコネで採用される。」

そんな話を聞いたことはありませんか。

私も在職中、何度となく耳にしました。

でも、少なくとも私が受験した昭和57年の特別区採用試験では、コネで合否が決まることはありませんでした。

私が公務員になったのは、昭和57年4月です。

当時も今と同じく、短答式と論文試験があり、面接がありました。

東京23区(特別区)では、全体の合格者が発表され、そこから各区へ割り当てられます。

私は全体の中で23位以内に入っていたので、「順番からいって、どう考えても、自分の希望する区へ配属されるだろう」と予想していました。

でも、結果は想定していない区でした。

かなり残念な気分で、入区式に臨んだのを覚えています。

お金、いくら包んだの?

私は裕福な家庭に育っていません。

大学へ行けるかどうかも分からないまま、故郷の進学高校へと進みました。

大学も奨学金を給付・貸与されながら、なんとか卒業して、公務員へとなりました。

ほとんどの縁者、親戚は喜んでくれました。

議員に袖の下(金銭)を渡して、公務員合格をお願いする。

当時は、そんな噂を耳にすることがありました。

東京に住む親せきから言われたことがありました。

「いくら包んだの? 貧乏だったのに大変だったわね」

議員に金銭を渡すなど考えたことはありませんでした。

少なくとも合格には議員は関係ない

私が在職中、「区長の愛人が電話交換手で採用されている」というウワサ話を聞いたことがあります。

私の知る限り、そんなことはありませんでした。

事実、私は特別区のほか、川崎市上級、国家中級、東京都中級、裁判所中級にも合格しました。

少なくとも合格は、議員とのつながりではなく、自分の勉強で勝ち取ったものです。

公務員を目指す皆さんには、余計な噂に惑わされず、勉強に集中してほしいと思います。

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