ヨガは、心と体のハッキング。

ヨガは、心と体のハッキング。

どうも!イナケンです。

今日は、結論から書きます。

ヨガは、心と体のハッキングなんです。

「ハッキング!?なにそれ!犯罪じゃん!

勝手に他人のPCとかスマホにアクセスしてデータを盗んだりするヤツじゃん!

逮捕ー!銃殺ー!死刑ー!」

って感じで、ハッキングという言葉にアラートが鳴り響いたかもしれません。

実は、ハッキングという言葉自体には、悪い意味は含まれていません。

他人のPCやスマホにアクセスして、データを盗んだり、書き換えたりする行為は、ハッキングじゃなくて、クラッキングと言います。

ハッキングというのは技術を表す言葉なので、それ自体が悪いことはまったくないんです。

それじゃあ、ハッキングってどういう意味なのかっていうと、Wikipediaには、

もとは英語のhackで、「たたき切る」「切り刻む」「耕す」などの意味を持つ。<中略>そして電子回路の設計や工作を経て、コンピュータシステムの動作やソフトウェアの機構を詳細に解析し必要に応じてプログラムを改変したりする事を指すようになった。

と書いてあります。

「詳細に解析し必要に応じてプログラムを改変したりする事」

この概念を、人の生活、人生、暮らしに応用することが最近人気になっています。

ライフハックとか、ライフハッキングって言葉を、インターネットや書店で見かけたりしたことないですか?

「パソコンのパスワードを解く」ように、「システムの奥深くにあるデータを見たり、書き換えたりする」ように、自分の生活や人生や暮らしを変えていく。これがライフハック、ライフハッキングです。

例えば、あなたが、どうしても早起きできなくて困っていたとしましょう。目覚ましをかけても、布団を変えても、寝る時間を変えても解決できない。それを、実は、無関係だと思われていた、たった1つの小さな行動を変えるだけで簡単に早起きできるようになる。

例えば、漠然とした将来への不安を感じて、何をしていても楽しくない毎日を過ごしていたとして、ある簡単なことを実践しただけで、自分が本当は何に悩んでいたのか、または、何を望んでいたのかに気付くことができる。

こういったことが、ライフハックと呼ばれる技術です。今までの習慣作りや修行みたいな根性論とは違って、人間の習性、特性、原則に着目して、目からウロコ的に問題を解決したりするような感じです。

ライフハックの効果は、人生を大きく変えることもあれば、机の上が片付くという小さな変化だったりもします。

そこで最初にお伝えした結論に戻ると、ヨガは、まさに心と体のハッキングなんです。

ヨガをすることで、普段自分では見えない、触れない、意識すらしない部分にアクセスして、見て、感じて、動かすことができるんです。

これからヨガを始めようと思っている人にも役立つ内容になってるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

誰かに見せるためのヨガはやめよう。

ヨガで内側を意識する

ヨガの時、内側を意識するコツは、外側からの評価を気にしないこと。

僕は、ヨガの中でも、アシュタンガヨガを練習しているんですが、よく先生が言うんですよ。

「自分の内側を意識して」

と。耳には入っていたんですが、全然分かってなかったんです。

最近になって、やっと、「自分の内側を意識する」っていうことの意味が少しずつ分かってきました。

以前は、内側じゃなくて、外側からのアプローチでポーズを取ろうとしていたんです。

外側からのアプローチっていうのは、分かりやすく言うと、

「誰かに見せるためのポーズ」

をしようとしているってことなんです。

周囲からは、

「すごい。あの人あんなに体がやわらかい!完璧なポーズだ!」

と思われているけど、当の本人は、

「キツイ・・・。筋肉も関節もバキバキ。呼吸も苦しい。もうやめたい・・・。でも、もっとみんなにほめられたいからガマンガマン・・・」

と思っている。評価を外側に求めているんですね。そのためには、自分の内側のような周囲に見えない部分は、どんな状態でも構わない。

この意識でヨガをすると、大体ケガをします。筋肉でムリヤリ体の形を変えているだけなので。僕は、このやり方で沢山ケガをしました。

加えて僕の場合、外側からのアプローチでヨガをすればするほど、怒りっぽくなり、ワガママになっていきました。心を鎮めて、集中力を高めるためのヨガが原因で、イライラしたり、周囲のことばかりが気になるようになってしまう。

アプローチを間違えると、ヨガをやっても逆効果なんです。

最近は、誰かに見せるためのポーズをするのをやめました。痛いと感じたり、キツイと感じたら、ポーズを少し楽にします。例えば前屈だったら、積極的にヒザを曲げるようにしました。

すると、外側からのアプローチでは気づかなかった体の変化に気づくようになってくるんですね。

誰かに見せるためのポーズをやめると、意識が自然と内側に向かいます。

その時に思ったんです。ヨガって体のハッキングだなぁと。

外側の筋肉を使ってムリヤリ体の形を変えるんじゃなくて、外側からは分からないかもしれないけど、内側では大きな変化が起きている。

そして、ポーズが楽になると、今度はヨガ中に、自分の心も少しずつハッキングできるようになってくるんです。

ヨガで、感情を手放すことができるようになる。

ヨガで感情を手放す

あなたのその感情。本当に必要?

理屈や科学では説明できないことだと思うんですけど、自分の体の内側に意識を集中すると、自分の心、感情、気持ちにも気づきやすくなります。

  • どうでもいいことにいつまでも執着しているぞ
  • まだ何も起きていないことに怯えたり、怒ったりしているぞ
  • 思い出す必要がないことを思い出してクヨクヨしているぞ

って感じで、浮かんでくる感情や気持ちに冷静に対処できるようになってきます。

こういった感情への対処の方法は、色々あるかもしれないんですけど、僕は「手放す」っていう処理ができるようになってきました。

感情を忘れたり、消し去ったり、打ち克ったりはできないんだけど、自分で持っているのはやめる。「あそこにあるねぇ」って感じで見られるようになってきました。

大体のことって、考えていても何も解決しないじゃないですか。

そもそも、執着、怯え、怒り、クヨクヨって、ほとんどが自分の問題じゃなくて、他人との問題なんですよ。いくらアクセスしても他人のことは、こちらからは解決できないことなんです。

変えられない問題に触ってストレスを感じる。こんなことに脳のエネルギーや自分の時間を使うなんてもったいないです。ちなみに、ムリヤリ問題にアクセスして解決する方法は、最終的には殺人とか暴力になると思います。

次々と浮かんでくる感情や気持ちに気づいて、「手放す」という処理をする。この方法もヨガを練習しないと気づけなかったことです。ヨガは、体だけじゃなく、心もハッキングすることができます。

ヨガで自分の取扱説明書を作る。

ヨガ 更科有哉 自分の取扱説明書

「ヨガは、自分の取扱説明書を作る行為」と言った先生がいました。

ヨガは、心と体のハッキング。

普段、見えないし、触れない部分にアクセスして、内容を読んだり、書き換えたりすることができる。こんな風に考えるヒントになった言葉があります。

「ヨガは、自分の取扱説明書を作る行為」

アシュタンガヨガの指導者 更科有哉先生が仰っていた言葉です。何度か先生のレッスンに参加したことがあって、その時に聞きました。聞いたときには、

「体がどこまで動くかを知るってこと?」

くらいの感じで理解していたんですが、今ではだいぶ理解度が深まりました。

人って、本当に自分の体と心のことを知らずに生きてるんですね。

なのに、全部自分のものだと思っている。自由に扱って良いと思っている。

実はそんなことはなくて、全然自分の体のことは分かっていないし、心も理解していないんですね。

だから、ほとんどの人は、何かを境に病気になったり、心が病んでしまったりする。厄年ってそういう節目だっていう説もありますよね。

現代は、自分が望んでいなくても、外側から色んなことをアプローチされる時代です。

やりたくない仕事を生活のためにやらなくてはいけなかったり、キャパを超えた残業をしないといけないこともあるだろうし、SNSが原因で人間関係が複雑になったり、しなくても良い自慢をしたり、口論をしたりっていうこともあります。

だからこそ、自分の内側にアプローチすることが大切だと思うんですね。いくらインターネットが発達して、すぐに情報やメッセージを伝えられるようになったからといって、他人の感情や行動にアクセスして、自分に都合よく書き換えることなんてできません。

自分がコントロールできないことは忘れて、自分がコントロールできる確かなものだけに集中する。ヨガは、そのための練習だし、その行為そのものになる時があります。

あと、ヨガをやると、嫌な感情だけじゃなくて、「本当はこれが好きだったんだ」とか「嫌いだと思っていたけど、そうじゃなかった」っていう、素直で正直な気持ちに気づくこともあるし、「まだまだやれるぞ」とか「心地よいなぁ」っていうポジティブな感情を手に入れることもできます。

ヨガは体が硬くてもOK!

ヨガは体が硬くても大丈夫。

ヨガにとって、体が硬いか柔らかいかは、重要じゃないよ。

「ヨガ良いよー」ってすすめると、「体硬くても大丈夫?」って心配する人がいるんですけど、全然気にしなくて良いんです。ヨガって体が柔らかい人しか恩恵を受けられないような浅いものじゃないので。

外側から見たら、ヒザが曲がって、手のひらも付いていない未完成な前屈でも全然良いと思います。内側で何が起きているのかっていうことの方が重要なんです。

内側にアプローチするためにポーズがあるっていう感じですね。

呼び水的な?触媒的な?祈りのような?ヨガのポーズってそういう感じです。やる価値があるものなら、例え下手くそでもやる価値があると思います。

ヨガは、心と体のハッキング。今まで見ることも触ることもできなかった自分の内側にアクセスできる方法です。興味がある人は、怖がらずにチャレンジしてみてくださいねー。

今日は以上です。最後までありがとうございます!

今日のブログの内容を補足してくれるような良い記事があったので、紹介しておきます。心理セラピーの部分が、ヨガの心と体のハッキングに近い感じです。よかったら読んでみてください。「お母さんをこれ以上嫌いになりたくない」